鳥羽神明社は三河湾に面した愛知県幡豆郡に御鎮座。
第51代平城天皇の大同年間(806〜809年)の創建と伝わる。1200年の歴史を有する「鳥羽の火祭り」は「天下の奇祭」として名高く、平成16年2月に国指定重要無形民俗文化財に指定された。
鳥羽神明社では、お宮参り・厄祓い・車祓い などの社頭諸祈願祭 および地鎮祭・取壊し清祓い などの出張祭の受付を随時承っております。お電話にてご予約・お問い合せ下さい。
由緒
第51代平城天皇の大同年間(806〜809年)の創建と伝わるが、当社西南に隣接していた神宮寺消亡の際に、由緒記録等焼失の為に、詳細は伝わっていない。一説に、貞観年間(859〜877)の頃、平城天皇の皇子阿保親王の五男、在五中将在原業平が三河路に下向の時、同行した婦人が道に迷い、当神社に奉仕する深谷左内の家へ身を寄せた。その後、婦人は男子を出産し「大和正在原納平」と命名した。実子の無かった左内は、納平を養育し嗣子として職を継がせた。爾来およそ1200年の歴史を有する。
また、一説には国内神明帳所載の従五位上草佐天神は当社であるといわれている。これは草佐天神の神名が、当社にて毎年旧暦1月7日に斎行される神事(火祭り)で草笹を集めて篝火を焚き、その年の豊凶を占うことに由来するものではないかとされるものである。またこの神事は「天下の奇祭」として名高く、現在では国指定重要無形民俗文化財に指定され、祭礼日には遠来よりの参拝者も数多く訪れる。
祈祷案内
鳥羽神明社では、社頭祈願(安産祈願、初宮詣、厄除祈願、七五三詣など)から地鎮祭などの出張祭典まで、各種ご祈祷を行っております。日々の安泰・益々のご発展を体得されますよう皆様にご祈祷のご案内を申し上げます。
厄除祈願
厄年の年齢は、人生の節目の年にあたります。ちょうどその時期に、身体面や社会的・家庭的環境において転機を迎え、災厄や異変が起こりやすいのです。そのため、昔から厄年に当たる年は特に注意すべき年とされてきました。
厄除けは厄年を迎えたら、神様の御加護により災厄から身を護り、厄を祓い清めて新年が無事に過ごせるよう祈願します。
人形供養・焼納祭
雛人形・五月人形や大切にしてきたぬいぐるみ、また結納品等想い出の品物の供養を行い、焼納いたします。
神棚も焼納いたします。