千葉県いすみ市にある小さなお寺です。
今から350年前、妙泉院日要上人によって建立されました。
近くにはローカル線「いすみ鉄道」が走っています。
いぼとり不動明王
■海中出現のお不動様
境内の「不動堂」にお祀りする石仏のお不動様は、寛文12年(1662)立冬、夷隅郡豊浜村(現:勝浦市)にて漁師亀田作右衛門の網に掛かり、海中から出現されました。
時の点眼主は覚横院日領上人。当時の東村(現:いすみ市下原)に持ち帰り、茅堂を建ててお参りしましたが、異様なことばかり起き、当山に納めて檀越となりました。
後に「いぼとり不動」と名を改め「心のイボを取るお不動様」と崇められております。
■いぼとりの水
不動堂の脇から湧き出る水は、「いぼとりの水」と呼ばれ、遠方より多くの方々がお水取りにいらっしゃいます。
このお水を身体の悪い部分につけると、病が良くなると言い伝えられています。
お施餓鬼法要
2月・4月・6月・8月・10月・12月は、お施餓鬼法要を行っております。
先祖供養はもちろん、土地因縁や動物供養など行います。
同時に因縁鑑定も行います。
護摩祈祷
2月・4月・6月・8月・10月・12月は、お施餓鬼法要を行っております。
先祖供養はもちろん、土地因縁や動物供養など行います。
同時に因縁鑑定も行います。
人形の供養
古くなったお人形を お預かりいたします。
人形も時が経つと魂が宿ります。
しばらくお経をあげ宿った魂の行き所が定まった後、お焚き上げいたします。
幸せへの第一歩
人は「幸せになりたい」と願います。
しかし、世間を見渡すと、会社倒産の憂き目にあわれた方や不慮の事故に遭遇した方、難病、いじめ、登校拒否などあげればきりがありません。
そのような難題・トラブルに合わないことを願って日々過ごしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
「自分だけは大丈夫だろうと…。」
トラブルにはその元となる原因が必ず存在します。
「今」起こっている現象は、過ぎ去りし昔にあなたが犯したことの精算をしているのです。
「因果応報」という言葉がありますが、現在の善行も悪行も必ず未来に精算されます。。
その精算は、子孫にも影響します。
現世での過ごし方には二通りの方法があります。
一つは、過ぎ去りし昔にあなたが犯した悪行を償うために、それらをすべて受け入れ、苦しみを背負って人生を過ごす。
二つめは、犯した悪行を詫び(施餓鬼供養)、世のためになることを行い(善行)、罪を軽くする。
どのような人生を歩むかは自分次第です。