「ただいま」。　初めて訪れた本堂を前に、自然と言葉がもれる。
そんな私に応えてくれたのは本堂を包む太陽の光だった。
《おかえり――》。

深妙寺住職・岩城是海。彼は言う。
「たとえ身寄りのない方でも、お釈迦様のもとへ行けるのですよ。 母なる優しさに包まれながら、その胎内に還るようにね・・・・」
境内の納骨堂を見守る「大慈母観音」。左手には、赤子のほほえみをしっかと抱く。

路地裏からは、子供たちの声が響く。
「ただいま〜、お母さん」
“下町の我が家”で、遠い未来の住み処を見つけた気がした。

現住職の3世岩城是海は、昭和60年1月より現在に至るまで、葛飾柴又帝釈天題経寺に、開帳祈祷祈願担当の山務員として勤務。日本全国からの参拝者の各種祈願項目に合わせた祈祷祈願を、年間平均1日10座以上勤める。

昭和57年3月 日蓮宗大本山池上本門寺
随身修行2年間成満
昭和57年8月 日蓮宗教師認証
昭和60年3月 立正大学仏教学部宗学科卒業
昭和62年2月 日蓮宗大荒行堂百日修行成満
平成15年3月31日 深妙寺住職認証

浄行様のご聖体を自分の体に見立てて、具合の悪い部分をたわしで洗いながらお参りすることで御利益を頂戴します。
何度も参拝に訪れる信者様も多い、人気の菩薩様です

・水子観音供養塔
・万霊供養塔