千代原観音(阿弥陀寺)
吉祥山 阿弥陀寺 由来
当寺の草創は、浄土宗西山深草派 総本山誓願寺の第三十九代法主
空覚照恵上人(応永三十四年七月九日寂)で、その上人の隠居寺とされている。
千代原観音と称されている千手千眼観世音菩薩立像は、旧法華山寺のものであったと伝えられている。
昔、この地にあった観音寺に奉安されていたが廃寺となり、その後阿弥陀寺に安置されるようになった。
以来、雷・悪病除けの観世音と信仰されてきた。
●像高 二尺一寸五分 (御身丈 一尺八寸)
●檜材 寄木造
●室町時代の作と見られる
●胎内には、焼け焦げた「化仏頭部」や「手の一部」が納められていたが(平安時代のもの)、
化仏の大きさからみて、現在のものよりはるかに大きな千手観音立像であったと見られ、
それが口伝による恵心僧都のお作のものではないかと思われる
●脇待像は日光菩薩立像(像高 六寸六分・御身丈 六寸)と
月光菩薩立像(像高 六寸六分・御身丈 六寸)で室町時代初期の作と見られる
■御詠歌
『くれ竹の林にいます観世音 めぐみも永き千代原の里』
空覚照恵上人(応永三十四年七月九日寂)で、その上人の隠居寺とされている。
千代原観音と称されている千手千眼観世音菩薩立像は、旧法華山寺のものであったと伝えられている。
昔、この地にあった観音寺に奉安されていたが廃寺となり、その後阿弥陀寺に安置されるようになった。
以来、雷・悪病除けの観世音と信仰されてきた。
●像高 二尺一寸五分 (御身丈 一尺八寸)
●檜材 寄木造
●室町時代の作と見られる
●胎内には、焼け焦げた「化仏頭部」や「手の一部」が納められていたが(平安時代のもの)、
化仏の大きさからみて、現在のものよりはるかに大きな千手観音立像であったと見られ、
それが口伝による恵心僧都のお作のものではないかと思われる
●脇待像は日光菩薩立像(像高 六寸六分・御身丈 六寸)と
月光菩薩立像(像高 六寸六分・御身丈 六寸)で室町時代初期の作と見られる
■御詠歌
『くれ竹の林にいます観世音 めぐみも永き千代原の里』
■観音さまとは?
普通われわれが、「観音さま」とか「観音菩薩」とよんでいる信仰対象の正式の名は、旧い中国語訳では「観世音菩薩」(かんぜおんぼさつ)となっており、新しい中国語訳では「観自在菩薩」(かんじざいぼさつ)となっている。
日本で最もよく用いられている経典の一つに、『妙法蓮華経』があり、これに劣らぬほどよく知られている経典に、『般若心経』があるが、前者では「観世音」又はその省略名である「観音」と訳され、後者では「観自在」と訳されている。
「観世音」とは、世の人々が苦から脱れようと、助けを求めて発するその声を観じて、ただちに救済する菩薩の意味で、「観自在」とは、一切の人々を観察して、その苦を救うのが自在な菩薩のことである。
観音は、大慈大悲をもって人々を救うのを本願とし、救いを求める者が仏の姿を願えば、その姿となってその人の前に現われ、女性の姿を欲する者には、女性となってその人を苦から解脱させるのである。
『妙法蓮華経』普門品(ふもんぼん)には、このように、観音が三十三身に変化して、人々を救うことが説かれている。
観音菩薩の総体が聖観音(しょうかんのん)であり、それを具体的な姿に造像したものが、千手千眼観音(せんじゅせんげん)とか十一面観音をはじめとする六観音とか七観音になり、更に、三十三化身を三十三観音として現わすようにもなるわけである。
聖〔正〕観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・准胝観音(じゅんてい)・如意輪観音・不空羂索観音(ふくうけんじゃく)をくみあわせて、六観音とか七観音とよぶのである。
光世音・観音大士・救世観音・施無畏者・蓮華手・大悲聖者などともいう。
日本で最もよく用いられている経典の一つに、『妙法蓮華経』があり、これに劣らぬほどよく知られている経典に、『般若心経』があるが、前者では「観世音」又はその省略名である「観音」と訳され、後者では「観自在」と訳されている。
「観世音」とは、世の人々が苦から脱れようと、助けを求めて発するその声を観じて、ただちに救済する菩薩の意味で、「観自在」とは、一切の人々を観察して、その苦を救うのが自在な菩薩のことである。
観音は、大慈大悲をもって人々を救うのを本願とし、救いを求める者が仏の姿を願えば、その姿となってその人の前に現われ、女性の姿を欲する者には、女性となってその人を苦から解脱させるのである。
『妙法蓮華経』普門品(ふもんぼん)には、このように、観音が三十三身に変化して、人々を救うことが説かれている。
観音菩薩の総体が聖観音(しょうかんのん)であり、それを具体的な姿に造像したものが、千手千眼観音(せんじゅせんげん)とか十一面観音をはじめとする六観音とか七観音になり、更に、三十三化身を三十三観音として現わすようにもなるわけである。
聖〔正〕観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・准胝観音(じゅんてい)・如意輪観音・不空羂索観音(ふくうけんじゃく)をくみあわせて、六観音とか七観音とよぶのである。
光世音・観音大士・救世観音・施無畏者・蓮華手・大悲聖者などともいう。
■Q&A
Q: お寺参りは何のために?
A: 私たちが身体に栄養をとるように、心にも栄養をそそぐためにお寺にお詣りしましょう!
法要儀式にお参りして、心をととのえ、法話を聞いて、信心の増進につとめ、幸せな自分に生まれ変わりましょう!
Q: どんな時にお寺へお参りしたら良いのでしょうか?
A: (1)お寺の年中行事、春・秋のお彼岸、お盆、お十夜などの法要の時。
(2)ご先祖さまの年回・祥月・命日など。
(3)自分が思い立った時、喜びのご報告や感謝のため。悲しい事や苦しい事の相談。
Q: お墓参りは何のために?
A: お墓は私たちの生命の本源である亡き方々が安住しておられるお浄土と私たちを結びつける窓口です。
石碑は祖先のお身体を意味し、仏様になられた姿です。
お墓参りは先祖と直接対面するなかで、生かされている自分に気付かしていただくためです。
Q: お墓に水を捧げるのは何故か?
A: 先ずお墓をきれいに洗い清めてからお墓に水を捧げそなえるのは、死者が渇きによって苦しまないようにという先祖への
報恩感謝の気持ちを表現したものである。
Q: お墓はいつ建ててもいいのか?
A: お墓を建立することは、亡くなった方への供養であり、何よりの孝養でもある。お墓を建ててもよい日と悪い日はない。
いつ建ててもよく、くだらなぬ迷信にまどわされず、仲良く明るく正しい生活をすることが大切である。
Q: どんな時にお参りしたら良いのでしょうか?
A: お寺参りと同じように考えたら良いでしょう!
Q: 正しい合掌の仕方は?
A: 両手の掌を合わせて仏さまを敬い尊ぶ作法が合掌です。
昔から右手を私たち衆生、左手を仏さま、または、右手を知恵、左手を慈悲に例えられ、合掌は仏様と私たちが一つに
なったことを表します。しかも、それは仏の智慧と慈悲の光に照らされた尊い姿とされています。
正しい合掌の形は、両手の指と指との間を離さず、十の指を合わせて、たなごころをぴったり付け胸の前に、やや斜めに
堅くあい合わした状態です。つね日ごろ、合掌して、明るい円満な生活を送りましょう!
Q: 焼香の仕方は?
A: お香は仏さまへの大事なお供養です。香煙が立ち上るとき、私たちの気持ち(信仰心)が仏さまの方へ通じる感じがする
ことから、「香は信心の使い」と言われます。また、香の香りは私たちの身体や心の汚れを払って、清らかな信心の心を
起こさせてくれます。
焼香の仕方は、仏前に向って合掌し、次いで右手(利き手)の親指、なかゆびと薬ゆびで香をつまみ、左手を添えて、
軽く頂戴(前頭に持ってくる)してから、焼香し、合掌、念仏、礼拝します。
焼香の回数は、一回、二回、三回いずれでも良く、それぞれに意味があります。
一回・・・・・一心に心を込めて仏を念ずる。(一心不乱、私と仏が一体となる)
二回・・・・・心を鎮め、身を清めること。又は仏様と御先祖を敬う。
三回・・・・・仏・法・僧(教団・僧伽)の三宝を敬う心。
焼香の回数は多くても、三回までにしましょう。(特に葬儀の時や年回の時には、人数が多い時には少なめに)
Q: 線香については?
A: お香を簡便にしかも長時間、くゆらせるために線香があり、焼香と同じように仏さまへの大事なお供養です。
線香の供え方は、焼香の仕方に準じて、一本、二本、三本、いずれでも良いことになります。
また、その意味も焼香と同様です。焼香、線香、いずれも、仏さまや、ご先祖などのお詣りのためであることを心得て、
粗末にならぬように静かに心をこめて行いたいものです。
※新亡(新たに亡くなった人)の霊前に限り、お線香は一本お供えすることになっています。
A: 私たちが身体に栄養をとるように、心にも栄養をそそぐためにお寺にお詣りしましょう!
法要儀式にお参りして、心をととのえ、法話を聞いて、信心の増進につとめ、幸せな自分に生まれ変わりましょう!
Q: どんな時にお寺へお参りしたら良いのでしょうか?
A: (1)お寺の年中行事、春・秋のお彼岸、お盆、お十夜などの法要の時。
(2)ご先祖さまの年回・祥月・命日など。
(3)自分が思い立った時、喜びのご報告や感謝のため。悲しい事や苦しい事の相談。
Q: お墓参りは何のために?
A: お墓は私たちの生命の本源である亡き方々が安住しておられるお浄土と私たちを結びつける窓口です。
石碑は祖先のお身体を意味し、仏様になられた姿です。
お墓参りは先祖と直接対面するなかで、生かされている自分に気付かしていただくためです。
Q: お墓に水を捧げるのは何故か?
A: 先ずお墓をきれいに洗い清めてからお墓に水を捧げそなえるのは、死者が渇きによって苦しまないようにという先祖への
報恩感謝の気持ちを表現したものである。
Q: お墓はいつ建ててもいいのか?
A: お墓を建立することは、亡くなった方への供養であり、何よりの孝養でもある。お墓を建ててもよい日と悪い日はない。
いつ建ててもよく、くだらなぬ迷信にまどわされず、仲良く明るく正しい生活をすることが大切である。
Q: どんな時にお参りしたら良いのでしょうか?
A: お寺参りと同じように考えたら良いでしょう!
Q: 正しい合掌の仕方は?
A: 両手の掌を合わせて仏さまを敬い尊ぶ作法が合掌です。
昔から右手を私たち衆生、左手を仏さま、または、右手を知恵、左手を慈悲に例えられ、合掌は仏様と私たちが一つに
なったことを表します。しかも、それは仏の智慧と慈悲の光に照らされた尊い姿とされています。
正しい合掌の形は、両手の指と指との間を離さず、十の指を合わせて、たなごころをぴったり付け胸の前に、やや斜めに
堅くあい合わした状態です。つね日ごろ、合掌して、明るい円満な生活を送りましょう!
Q: 焼香の仕方は?
A: お香は仏さまへの大事なお供養です。香煙が立ち上るとき、私たちの気持ち(信仰心)が仏さまの方へ通じる感じがする
ことから、「香は信心の使い」と言われます。また、香の香りは私たちの身体や心の汚れを払って、清らかな信心の心を
起こさせてくれます。
焼香の仕方は、仏前に向って合掌し、次いで右手(利き手)の親指、なかゆびと薬ゆびで香をつまみ、左手を添えて、
軽く頂戴(前頭に持ってくる)してから、焼香し、合掌、念仏、礼拝します。
焼香の回数は、一回、二回、三回いずれでも良く、それぞれに意味があります。
一回・・・・・一心に心を込めて仏を念ずる。(一心不乱、私と仏が一体となる)
二回・・・・・心を鎮め、身を清めること。又は仏様と御先祖を敬う。
三回・・・・・仏・法・僧(教団・僧伽)の三宝を敬う心。
焼香の回数は多くても、三回までにしましょう。(特に葬儀の時や年回の時には、人数が多い時には少なめに)
Q: 線香については?
A: お香を簡便にしかも長時間、くゆらせるために線香があり、焼香と同じように仏さまへの大事なお供養です。
線香の供え方は、焼香の仕方に準じて、一本、二本、三本、いずれでも良いことになります。
また、その意味も焼香と同様です。焼香、線香、いずれも、仏さまや、ご先祖などのお詣りのためであることを心得て、
粗末にならぬように静かに心をこめて行いたいものです。
※新亡(新たに亡くなった人)の霊前に限り、お線香は一本お供えすることになっています。
( 近畿 )
ホームページURL | http://www.kannon-amidaji.com |
電話番号 | 075-381-6014 |
FAX番号 | 075-393-3522 |
郵便番号 | 615-8085 |
住所 | 京都市西京区桂千代原町 |
交通機関 | 阪急京都線桂駅下車 阪急桂駅西口より徒歩15分 市バス千代原口下車 五条通東300m徒歩10分 |