総本山 圓満院門跡

2009-7-31 13:55 投稿者:  admin

総本山 円満院門跡は

今から約一千年前、平安時代村上天皇の代三皇子悟円(ごえん)法親王によって
開創された寺院で、長く天台寺門総本山園城寺(三井寺)の中枢に位置しておりましたが、
現在は単立寺院である。

門跡寺院(もんぜきじいん)として皇子皇孫によって受け継がれ、
現門跡 奥野秀道大僧正で57世に及びます。

皇室との関係も深く、歴代天皇の御位牌も本堂に奉安されています。元来、門跡というのは寺院において
師資相承して法を受け、その法灯を相続せる門葉、門流を門跡といったものでありますが、
後世においては寺院の資格を示すようになりました。

徳川時代に「宮門跡」「攝家門跡」「准門跡」と三門跡の分類が確立しました。
1.「宮門跡」は親王及び天皇の法統を継いだ寺院で、親王門跡とも称することがありました。
2.「攝家門跡」は五攝家、即ち、近衛、九條、二條、一條、鷹司の五家の子孫が入室継承した寺院を言います
3.「准門跡」は門跡に準ずる寺院で眞言宗の連華光院を除き、いずれも真宗の本山です。

日本全国に20万余あるとされている中で、(宮)門跡寺院は、17ヶ寺しかなく、
よく知られているところでは、京都「三千院門跡」「大覚寺門跡」「仁和寺門跡」日光「輪王寺門跡」
などがあります。

先祖供養

先祖の供養は子孫のつとめといわれるから、仕方なしに供養をしている。
自分は別に宗教なんかに入っていないのに何のために供養なんかしなくてはならないの?
お寺にいる私たちですら、こういった声も時々耳にするようになりました。
供養は心です。義理でするものでもなければ、仕方無しにすることでもありません。
家族がたくさんいた時代には、祖父母から親へ、親から子へとその心は受け継がれ、
日々のお祀りも自然に身に付いてきました。
そして、そこに伴う、祖先への崇拝と感謝の気持ちも、自然に受け継がれました。
核家族化言われ、学歴社会といわれ、親も子も、忙しい毎日を送る現代、
祖先への崇拝と感謝の気持ちを受け継ぐことは徐々に難しくなってきていますが。
その忙しい日々の中にも、お仏壇や神棚に向かって手を合わせるひとときは、心が安らぐひとときです。
昨今、生家を離れ故郷を後にし毎日を仕事に追われ、年に数回の墓参りにすら故郷に帰ることもできない。
やっと年を取ってゆっくりできるようになり、心を込めた供養をしたいけれど、寄る年波で体の自由が利かず、
お墓参りもなかなか思うようにできない。といった声も聞かれます。
圓満院では、天候に関係なくいつでも安心してお参りいただける納骨御仏壇を、屋内にご用意いたしました。
当院の僧侶が毎日心を込めてお経を上げさせていただいておりますので、
ご供養が足りなくなるなどの不安もございません。
近畿 )

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