法要の服装は?施主と参列者、数珠の持ち方
法要では、施主は略礼服などの喪服、参列する人は喪服か派手ではない落ち着いた服装が一般的です。施主と参列者それぞれの服装、子どもの服装、宗派ごとの数珠の持ち方を、各宗派の公式情報をもとにまとめました。
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法要では、施主の側は略礼服などの喪服を着るのが一般的です。参列する人は、喪服か、派手ではない落ち着いた服装で参ります。施主も参列する人も、数珠を持って行きます。
四十九日や一周忌の日が近づくと、何を着ればよいかで迷うことがあります。施主の場合と参列する場合に分けて、順に説明します。
施主(遺族)の服装#
曹洞宗の公式サイトは、法事の際、施主の側は略礼服などを着るのが一般的だとしています。略礼服は、一般に、黒のスーツやワンピース、アンサンブルなど、喪服として仕立てられた服を指します。
曹洞宗 法事の営み方曹洞宗(外部サイト)四十九日や一周忌は、施主も親族も喪服で営むことが多いようです。三回忌や七回忌と回を重ねるにつれ、親族だけの法要では、地味な色の平服にしていく家もあります。迷うときは、参列する方の服装より軽くならないよう、喪服にしておくと安心です。
参列する人の服装#
真宗大谷派の公式サイトは、法事の服装について「喪服、または、派手ではない清楚な服装」としています。曹洞宗のサイトも、参列する人は華美にならないように心がけ、きちんとした服装で参列するよう勧めています。
真宗大谷派 葬儀・法事・お墓のこと「法事での持ち物・服装」真宗大谷派(外部サイト)「平服でお越しください」と言われたら#
案内状に「平服で」と書かれているときは、普段着ではなく、黒・紺・グレーなどの落ち着いた色のスーツやワンピースを選ぶのが一般的です。参列する方の負担を軽くするために添えられることが多い言葉で、喪服でなくてもかまいません。
子どもの服装#
学校の制服があれば、制服で参列することが多いようです。制服がない場合は、白いシャツに黒や紺のズボン・スカートなど、落ち着いた色の服を選びます。
小物と身だしなみ#
光る飾りの付いたアクセサリーや、明るい色の小物は避けるのが一般的です。夏の法要でも、上着を持って行くと、本堂やお墓の前で必要になったときに慌てずにすみます。
数珠を持って行く#
曹洞宗のサイトは、施主も参列する人も数珠を忘れずに持参するよう書いています。真宗大谷派のサイトも、法事には念珠(数珠)を持参するよう呼びかけています。数珠は、宗派によって呼び方や持ち方が少しずつ違います。
宗派ごとの数珠(念珠)の扱い
- 浄土真宗本願寺派:念珠は数を数える道具ではなく、阿弥陀さまに合掌礼拝するときの礼儀として用いるとしています。房を下にたらして左手で持ち、合掌のときは両手にかけて親指で軽くおさえます。珠をこすり合わせて音を出すことはしません。
- 真宗大谷派:念珠を左手に持ち、肩衣(かたぎぬ)を着けた姿が、真宗門徒の礼装とされています。肩衣を持っていれば、あわせて持参するよう勧めています。
- 浄土宗:お念仏の回数を数えるための仏具としています。一般的には、輪を二つ組み合わせた「日課数珠」を使います。手のひらで数珠をこすり合わせる作法は、浄土宗にはないとしています。
自分の家の宗派の数珠を持っていない場合は、宗派を問わずに使える略式の数珠を使う人も多くいます。本願寺派のサイトは、念珠を畳や床にじかに置かないよう書いているので、使わないときは数珠入れやかばんにしまっておきます。
施主が案内状で服装を伝えるとき#
施主として法要を営む場合は、参列する方が迷わないよう、服装の希望を案内状に書き添えることがあります。親族だけの三回忌などで喪服でなくてよいときは、「平服でお越しください」と一言添えると伝わります。案内状の書き方は、法要の案内状の書き方と例文で説明しています。
当日の持ち物は、数珠のほかに、お布施や引き物などがあります。お布施の用意は、お布施の包み方と渡し方を参考にしてください。
法要の前日までに、喪服と数珠を出して、すぐ着られる状態にしておいてください。