法要の会食(お斎)の準備と流れ|施主のあいさつ例
法要のあとの会食は「お斎(とき)」と呼ばれ、設けるかどうかは家ごとに決められます。会場と人数の決め方、僧侶が出られないときの御膳料、席の決め方、当日の流れ、施主のあいさつの例を、真宗大谷派の公式情報などをもとにまとめました。
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法要のあとの会食は「お斎(とき)」と呼ばれます。会食を設けるかどうかに決まりはなく、家ごとに決められます。設ける場合は、法要の日取りと一緒に、会場と人数の目安を決めておくと準備が進めやすくなります。
法要の日が決まると、次に「食事はどうするか」を考えることになります。お斎の意味から当日の流れまで、順に説明します。
お斎とは#
真宗大谷派の公式サイトは、お斎を「仏事の際にいただく食事」と説明しています。出家者が決まった時間に食事をとることを「斎」と呼んだことに由来し、それに「とき」の読みをあてたものだとしています。同じページは、お斎は法要のあとの単なる食事や宴会ではなく、仏事のひとつだとしています。
真宗大谷派 葬儀・法事・お墓のこと「お斎」真宗大谷派(外部サイト)料理について、大谷派のサイトは、肉や魚介類を用いない精進料理が基本だとしています。実際には、料理店や仕出しの「法要向けの料理」を頼む家も多いようです。料理の内容は、お寺や親族の考えに合わせて決めてください。
大谷派の「仏事のこと」のページは、法要の準備の項目に、お斎(会食)の準備を「希望があれば」として挙げています。設けなくてもかまいません。
真宗大谷派 仏事のこと「法要について」真宗大谷派(外部サイト)お斎の準備#
お斎の準備の流れ
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会食を設けるかどうかを決める。設ける場合は、案内状にその旨を書く
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会場を決める。自宅に仕出しを頼む、料理店や斎場の会食室を使う、お寺の会館を借りる、などの方法がある
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出欠の返事がそろったら、人数を店に伝える。法要のあとの席であることも伝えておく
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僧侶が会食に出られるかを、お寺に確かめる
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引き物(お持ち帰りいただく品)を、会食の終わりに渡すか、帰りぎわに渡すかを決めておく
料理店に法要の席だと伝えておくと、お祝いの席と同じ飾りや献立にならないよう配慮してもらえることが多いようです。
案内状で会食の有無を伝える書き方は、法要の案内状の書き方と例文で説明しています。四十九日や年忌法要の「準備すること」には会場と会食を決める項目があり、法要の日程を調べるで目安の日を確かめられます。
僧侶が会食に出られないとき#
僧侶が都合で会食に出られない場合は、食事の代わりとして「御膳料」を包んで渡すことがあります。慣習で、決まりではありません。包み方はお布施の包み方と渡し方で説明しています。
席の決め方#
一般には、僧侶に上座についてもらい、施主や遺族は入口に近い末席に座ることが多いようです。親族の席は、故人との関係の近い順に、上座から並べる形がよく見られます。席を決めておかないと当日の案内に手間取るので、人数がそろった時点で、簡単な席の図を作っておくと落ち着いて案内できます。
当日の流れ#
お斎は、次のような流れで進むことが多いようです。
- 施主が、始まりのあいさつをする
- 地域や家によっては、献杯(けんぱい)をする
- 食事をしながら、故人をしのぶ
- 施主が、終わりのあいさつをする。引き物を渡す
献杯は、故人に敬意を表して杯を上げることです。宗派やお寺の考え、地域の習わしで、献杯をしないこともあります。行うかどうか迷うときは、お寺にたずねてください。
施主のあいさつの例#
あいさつは、参列へのお礼を伝える短いものでかまいません。【 】の箇所を差し替えてください。
始まりのあいさつ#
本日はお忙しいところ、亡【父】【故人のお名前】の【一周忌】の法要にお参りいただき、ありがとうございました。ささやかではございますが、お食事を用意いたしました。故人の思い出話などをお聞かせいただきながら、ごゆっくりお過ごしください。
終わりのあいさつ#
本日は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。心ばかりの品をご用意しております。お持ち帰りいただければ幸いです。今後とも変わらぬお付き合いをお願いいたします。どうぞお気をつけてお帰りください。
あいさつでは、「重ね重ね」「たびたび」のような重ね言葉を避けるのが一般的です。
お斎を設けないとき#
会食を設けない場合は、法要のあとに、お弁当(折詰)や、お酒・お菓子などを引き物と一緒に持ち帰っていただく形もあります。案内状に「法要のあとの席は設けません」と書いておくと、参列する方が予定を立てやすくなります。
会場と人数の目安が決まったら、料理店や仕出しの店に、法要の日の空きを早めにたずねてください。