四十九日はいつ?数え方と日取りの決め方
四十九日は、亡くなった日を1日目として数えた49日目です。日付の数え方を計算例で示し、法要の日取りを前倒しするときの考え方、納骨までの準備をまとめました。
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四十九日は、亡くなった日を1日目として数えた49日目です。計算するときは、亡くなった日に48日を足します。たとえば10月3日に亡くなった場合、四十九日は11月20日です。
葬儀を終えて、最初に決めることになるのがこの日取りです。数え方と、実際に法要の日を決めるときの考え方を順に説明します。
亡くなった日を「1日目」として数える#
仏教では、亡くなった日から七日ごとに法要を勤める習わしがあります。七日目が初七日、次の七日目が二七日(ふたなのか)で、七回目の七七日(なななのか)が四十九日です。この四十九日間を中陰(ちゅういん)と呼び、四十九日は「中陰が満ちる」ことから満中陰(まんちゅういん)とも言います。
ここで迷いやすいのが、亡くなった日を数に入れるかどうかです。浄土真宗本願寺派の公式サイトは「死亡日から数えて七日目を初七日」と説明しています。亡くなった日が1日目なので、初七日は亡くなった日の6日後、四十九日は48日後になります。
浄土真宗本願寺派 よくあるご質問「中陰法要とは?」浄土真宗本願寺派(外部サイト)計算の例#
2026年10月3日に亡くなった場合の主な日付は、次のとおりです。
| 法要 | 亡くなった日から | 日付 |
|---|---|---|
| 初七日 | 7日目 | 10月9日 |
| 五七日(三十五日) | 35日目 | 11月6日 |
| 七七日(四十九日) | 49日目 | 11月20日 |
月をまたぐ計算は間違えやすいので、カレンダーで亡くなった日に印をつけ、そこを1日目として数えると確実です。各宗派のサイトには、命日を入れると日付を出してくれる中陰表の計算ページもあります。
なお、一周忌や三回忌などの年忌法要は、数え方が四十九日とは違います。一周忌・三回忌はいつ?年忌法要の数え方と早見表で説明しています。
前日から数える地域もある#
地域によっては、亡くなった日の前日から数える習わしがあります。忌日の前夜を「逮夜(たいや)」と呼び、逮夜に法要を勤める地域もあります。日蓮宗の公式サイトにある忌日表の計算では、当日(正当日)と逮夜日のどちらで表を作るかを選べます。
日蓮宗 忌日表(中陰表)・年回表日蓮宗(外部サイト)どちらで数えるかは、地域やお寺によって違います。親族の間で数え方が食い違ったときは、法要をお願いするお寺に確かめるのがいちばん早い方法です。
法要の日は、四十九日より前の休日に合わせることが多い#
四十九日の当日が平日にあたると、親族が集まりにくくなります。そのため一般には、四十九日より前の土曜日か日曜日に法要を営むことが多いようです。
先の例(2026年10月3日に亡くなった場合)で、四十九日の11月20日は金曜日です。この場合は、前の週末の11月14日(土)か15日(日)が候補になります。
日付を後ろにずらすより、前に寄せるのが一般的です。曹洞宗の公式サイトも、一周忌などの年回法要について、都合がつかないときは命日より前に行うのがよいとしています。四十九日も同じ考え方で日を選ぶ人が多いですが、地域の習わしがある場合はそちらを優先します。
曹洞宗 法事の営み方曹洞宗(外部サイト)「三月にまたがるとよくない」は迷信#
四十九日が三か月にわたると「始終苦(しじゅうく)が身につく(三月)」として、三十五日で法要を済ませる人がいます。
これは言葉の語呂合わせから生まれた言い伝えです。浄土真宗本願寺派の公式サイトは、先に挙げた「中陰法要とは?」の中で、これを迷信として、気にして中陰を切り上げることはないとしています。月の半ば以降に亡くなると、四十九日はたいてい三か月目にかかります。親族から言われたときの参考にしてください。
浄土真宗では、四十九日の意味づけが違う#
多くの宗派では、法要を勤めて積んだ功徳を故人に振り向ける「追善供養」として、中陰の法要を営みます。
浄土真宗では、亡くなった人はすぐに阿弥陀仏の浄土に生まれると考えます。そのため本願寺派は、中陰法要を故人のための追善ではなく、遺族が教えにふれながら悲しみから立ち直っていく縁としています。七日ごとの数え方や、四十九日を丁重に勤めることは変わりません。浄土真宗のお寺に頼むときは、作法の細かい点をお寺に確かめると安心です。
日取りが決まるまでの段取り#
四十九日法要の日取りを決める流れ
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亡くなった日から四十九日の日付を数え、その前の週末を候補にする
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お寺に連絡して、候補の日に来てもらえるか確かめる。週末は法事が重なりやすいので、早めに連絡します。曹洞宗のサイトは、日取りは遅くとも1か月前までに決めるよう勧めています
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会場(自宅・お寺・斎場など)と、法要のあとの会食をするかどうかを決める
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日時と場所が決まったら、親族に連絡する。招く範囲が広い場合は案内状を送ります
お付き合いのあるお寺がない場合は、葬儀をお願いした葬儀社に相談すると、お寺を紹介してもらえることがあります。
四十九日に納骨するときは、火葬許可証を用意する#
四十九日の法要にあわせて、お墓や納骨堂に遺骨を納める人も多くいます。浄土真宗本願寺派のサイトは、納骨の時期に決まりはないとしたうえで、満中陰か百か日あたりを目安に挙げています。
納骨には火葬許可証が要ります
墓地や納骨堂の管理者は、火葬許可証(または埋葬許可証・改葬許可証)を受け取らないと、遺骨を納めることができません(墓地、埋葬等に関する法律 第14条)。
火葬許可証は、火葬のあとに火葬場が日時を記入して返してくれる書類です。骨壺と一緒に渡されることが多いので、納骨の日まで失くさないように保管してください。
火葬許可証が見当たらないときは、火葬許可を出した市区町村の窓口で再発行の手続きを確かめてください。手続きは市区町村によって違います(2026年11月時点)。
日付が決まったら、まずお寺に連絡するところから始めてください。