日蓮宗・石用山 涌泉寺
お寺の縁起
当山は、元「龍泉寺」と号す真言寺でした。現在地の後方にある釈迦ヶ嶽の山頂に、弘仁十一年「820」弘法大師空海により開創されたらしい。当時は七堂伽藍がそびえていたと言われていました。江戸時代に入り、寛永六年(1629)三月十五日山梨県・身延山・久遠寺を総本山とする日蓮宗に改宗されました。開山上人は法性院日侃上人で山号を石用山(せきゆうざん)・寺号を涌泉寺(ゆうせんじ)、と改められて現在に至っております。堂内には、能勢町の重要文化財と大阪府の重要文化財の仏さまを拝する能勢でも古刹のお寺です。
【ご祈祷のお寺】
当山の縁起にも書いてある通り、元真言宗のお寺が江戸時代になり、日蓮宗に改宗したお寺です。そして、当山のご祈祷本尊の大威徳明王がたまたま牛に乗っているところから、いつとはなしに昔より、牛のご祈願所となって、酪農農家の方々の供養によって、当山が護持されていました。平成になって、農家に牛のいなくなった昨今、今の住職が入寺した時にはお檀家さまもご信者さまも無く、お寺を護持していただける方々が居られませんでした。廃寺になるのを待つだけとなっていましたのを、今の住職が入寺するに当たり、祈祷本尊の大威徳明王さまに願をかけられました。それは「家畜や動物のお世話を頂くのも結構ですが、それではお寺が成り立ちませんので、明王さま本来のすばらしいお働きを、困っている多くの人たちに差し向けていただきたい。そのためには、全国に涌泉寺・お題目・大威徳明王さまの存在を広めさせていただきますので、当山とご縁が出来た方々すべてが、幸せを感じていただけるような、絶大なるご守護をください。」と言うことでした。
そこで今の住職は、お寺をリニューアルして、お寺にアクセスなさったすべての方々に、いかなる困りごとにも対処させていただき、いかなるお願いも成就していただき、一度でも当山とご縁が出来たならば、幸せな一生を送ることが出来ますようにとの思いで、日蓮宗の大荒行の修行を五回もさせていただき、日々の生活にも精進をして、修法祈祷や、各回向供養などで以って、皆さんの幸せ実現のお手伝いをしております。
更に、日常茶飯事、幸せになってもらえる夢を”年中・夢求”しております。
そこで今の住職は、お寺をリニューアルして、お寺にアクセスなさったすべての方々に、いかなる困りごとにも対処させていただき、いかなるお願いも成就していただき、一度でも当山とご縁が出来たならば、幸せな一生を送ることが出来ますようにとの思いで、日蓮宗の大荒行の修行を五回もさせていただき、日々の生活にも精進をして、修法祈祷や、各回向供養などで以って、皆さんの幸せ実現のお手伝いをしております。
更に、日常茶飯事、幸せになってもらえる夢を”年中・夢求”しております。
【お人形供養】
住職が入寺してからも一月八日の「家畜の供養・祈願祭」は何百年と続いたいわば村の伝統行事ですから、中止をするわけにもいきませんし、全国規模で見ますと酪農農家がなくなっては居らず、まだペット供養ということもありますので暇とはいえ続行中です。
平成四年のある総代会の席上、一月八日の八日堂講にお人形の供養をしたらどうかという意見が出ました。総代と住職の協議の結果「お人形と言うのは太古の昔より、王侯貴族に従って家来が殉死していたのを、その人に代わってお人形を埋葬(埴輪)したり、人が病気を患ったときや物の怪に取憑かれた時等、お人形がその人の身代わりになるなど、とにかく人の身代わりに用いられるのがお人形でした。だからお人形の処分に多くの人がお困りだろうと思うので、お人形供養をさせていただきましょう」と言うことになり、早速に平成五年より始めました。
新聞広告をしたり、大祭日より二週間位前頃から看板を立てたりと、行事の広告に勤めてきました。平成十四年にインターネットに人形供養のことを紹介していただきましたところ、直ぐに全国よりお人形が送られてくるようになりました。そして、一月八日の大祭だけではお供養が出来なくなり、六月の第二日曜日の大威徳明王の年大祭に臨時人形供養祭をさせていただくようなまでになりました。総代ともどもたいそう喜んだり責任を痛感したりいたしております。
*供養するお人形は木や鉄や陶器で出来たり、ぬいぐるみや百円キャッチャーなどどのような材質
のお人 形も受け付けています。
*お人形の付属物(雛人形の毛氈やぼんぼり・食器など。五月人形のこいのぼりやかぶとなど。リカ
チャン人形の家財道具など)は全て受付しております。ガラスケースは基本的にはご遠慮いたし
ておりますがどうしてもとおっしゃるお方はガラスケースごとお送りまたはご持参下さい。
*お人形はご持参いただいても宅急便でお送りいただいてもお好きなようになさってください。お寺
は二十四時間受付しておりますので何時でもご持参していただいて結構なのですが、その時お
寺が留守のときがあってはいけませんから二・三日前にご連絡下されば幸甚です。
*供養志納金は十キロ入りみかん箱(20×30×40cmの大きさの箱)にお人形の量が一杯ま
でを三千円にいたしておりますが、これはあくまでもお布施です。お人形がみかん箱より多い量でし
たらそれなりにお考え下さい。皆さんお送りいただく箱の中に供養志納金をお入れですので当方
と致しましてはそれでも結構です
*お送りいただく入れ物は宅急便が受付していただくものであればみかんの箱でなくても、段ボール
箱でも袋でも何でも結構です。
お供養をなされるお人形には魂がこもっているので髪の毛が生えたり夜中に声や物音がした等の経験をしておりますので、受付した翌日の朝勤時には、日蓮宗の修法通りに抜魂供養のご祈祷をしております。その後一週間ほど朝のお勤めのお経をお堂の廊下で聞いていただいてから、この能勢地方はダイオキシン問題など公害問題には敏感ですのでお寺で直接お焚き上げが出来ませんので、仕方なく産廃業者に出しております。これではお人形さんに、あまりにも気の毒ですのでもう一度、一月八日か六月の第二日曜日に、お施主さまのご住所とお名前をお読み上げをさせていただき、再びお人形のお供養をさせていただいております。
これで完璧なのでしょうか、お供養の済んだお人形がありがたいと、ほかのお人形を呼んでいるように年々お供養の依頼が多くて、最近では北海道から沖縄だけではなく外国からも送っていただけるまでになりました。
平成四年のある総代会の席上、一月八日の八日堂講にお人形の供養をしたらどうかという意見が出ました。総代と住職の協議の結果「お人形と言うのは太古の昔より、王侯貴族に従って家来が殉死していたのを、その人に代わってお人形を埋葬(埴輪)したり、人が病気を患ったときや物の怪に取憑かれた時等、お人形がその人の身代わりになるなど、とにかく人の身代わりに用いられるのがお人形でした。だからお人形の処分に多くの人がお困りだろうと思うので、お人形供養をさせていただきましょう」と言うことになり、早速に平成五年より始めました。
新聞広告をしたり、大祭日より二週間位前頃から看板を立てたりと、行事の広告に勤めてきました。平成十四年にインターネットに人形供養のことを紹介していただきましたところ、直ぐに全国よりお人形が送られてくるようになりました。そして、一月八日の大祭だけではお供養が出来なくなり、六月の第二日曜日の大威徳明王の年大祭に臨時人形供養祭をさせていただくようなまでになりました。総代ともどもたいそう喜んだり責任を痛感したりいたしております。
*供養するお人形は木や鉄や陶器で出来たり、ぬいぐるみや百円キャッチャーなどどのような材質
のお人 形も受け付けています。
*お人形の付属物(雛人形の毛氈やぼんぼり・食器など。五月人形のこいのぼりやかぶとなど。リカ
チャン人形の家財道具など)は全て受付しております。ガラスケースは基本的にはご遠慮いたし
ておりますがどうしてもとおっしゃるお方はガラスケースごとお送りまたはご持参下さい。
*お人形はご持参いただいても宅急便でお送りいただいてもお好きなようになさってください。お寺
は二十四時間受付しておりますので何時でもご持参していただいて結構なのですが、その時お
寺が留守のときがあってはいけませんから二・三日前にご連絡下されば幸甚です。
*供養志納金は十キロ入りみかん箱(20×30×40cmの大きさの箱)にお人形の量が一杯ま
でを三千円にいたしておりますが、これはあくまでもお布施です。お人形がみかん箱より多い量でし
たらそれなりにお考え下さい。皆さんお送りいただく箱の中に供養志納金をお入れですので当方
と致しましてはそれでも結構です
*お送りいただく入れ物は宅急便が受付していただくものであればみかんの箱でなくても、段ボール
箱でも袋でも何でも結構です。
お供養をなされるお人形には魂がこもっているので髪の毛が生えたり夜中に声や物音がした等の経験をしておりますので、受付した翌日の朝勤時には、日蓮宗の修法通りに抜魂供養のご祈祷をしております。その後一週間ほど朝のお勤めのお経をお堂の廊下で聞いていただいてから、この能勢地方はダイオキシン問題など公害問題には敏感ですのでお寺で直接お焚き上げが出来ませんので、仕方なく産廃業者に出しております。これではお人形さんに、あまりにも気の毒ですのでもう一度、一月八日か六月の第二日曜日に、お施主さまのご住所とお名前をお読み上げをさせていただき、再びお人形のお供養をさせていただいております。
これで完璧なのでしょうか、お供養の済んだお人形がありがたいと、ほかのお人形を呼んでいるように年々お供養の依頼が多くて、最近では北海道から沖縄だけではなく外国からも送っていただけるまでになりました。
( 近畿 )
ホームページURL | http://www.eonet.ne.jp/~yeusenji/ |
電話番号 | 072(737)1440 |
FAX番号 | 072(737)0429 |
郵便番号 | 563-0113 |
住所 | 大阪府豊能郡能勢町倉垣1773 |