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香典返しの時期と表書き|挨拶状の例文つき

香典返しは、四十九日の法要を終えたあと、ひと月ほどのうちに送るのが一般的です。葬儀の当日に渡す地域もあります。送る時期、表書きと水引、品物の選び方、添える挨拶状の例文、相続税での扱いをまとめました。

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香典返しは、四十九日の法要を終えたあと、ひと月ほどのうちに送るのが一般的です。掛け紙の表書きは「志」とすることが多く、地域によっては「満中陰志」なども使われます。葬儀の当日に、香典と引き換えにお返しを渡す地域や家もあります。

四十九日を終えて少し落ち着いたころに、香典返しの手配が待っています。時期、表書き、品物、添える挨拶状の順に説明します。

送る時期#

香典返しを送る時期は、地域や家によって、大きく次の二通りがあります。

  • 四十九日のあとに送る:四十九日の法要を終えたあと、ひと月ほどのうちに、挨拶状を添えて送ります。
  • 葬儀の当日に渡す:「即日返し」「当日返し」と呼ばれ、通夜や葬儀の受付で、香典と引き換えに品物を渡します。この場合も、多くの香典をいただいた方には、四十九日のあとに改めて品物を送ることがあります。

どちらにするかは地域の習わしによるところが大きいので、葬儀を頼んだ葬儀社や、親族の年長の方にたずねると分かります。四十九日がいつになるかは、四十九日はいつ?数え方と日取りの決め方で数え方を説明しています。

表書きと水引#

掛け紙(のし紙)の表書きは、「志」とするのが一般的です。地域によっては、「満中陰志」「忌明志」なども使われます。下段には、喪主の名前か「◯◯家」と書くことが多いようです。

水引は、黒白の結び切りが多く使われます。地域によっては、黄白の水引も使われます。真宗大谷派の公式サイトも、法事のときの金封や菓子折りの水引として、黒白と黄白の両方を挙げています。

真宗大谷派 葬儀・法事・お墓のこと「法事での持ち物・服装」真宗大谷派(外部サイト)

大谷派のサイトは、浄土真宗では亡くなった方を「霊」としてまつることはないとしています。浄土真宗のお寺とお付き合いがある場合は、挨拶状に「霊」の字を含む言葉を入れない形にしておくと安心です。

品物の選び方#

香典返しには、お茶、お菓子、海苔、タオル、洗剤など、使えばなくなる品物が選ばれることが多いようです。相手が好きなものを選べるよう、カタログギフトを送る人もいます。

金額の目安は、この記事では載せていません。調査した団体と時期を示せる資料が、このサイトでは確かめられていないためです。目安に迷うときは、葬儀社や、同じ地域の親族にたずねると、その土地での考え方が分かります。

添える挨拶状の例文#

四十九日のあとに送る場合は、品物に挨拶状を添えます。葬儀でのお礼と、法要を終えたことの報告、品物を送ったことを伝える手紙です。挨拶状は句読点を打たずに書く慣習があるので、例文も句読点なしにしています。【 】の箇所を差し替えて使ってください。

謹啓
先般 亡【父】 【故人のお名前】の葬儀に際しましては ご丁重なるご弔意とご厚志を賜り 誠にありがとうございました
おかげさまで 令和【八】年【十一】月【十四】日に 四十九日の法要を滞りなく営むことができました
つきましては 感謝のしるしまでに 心ばかりの品をお届けいたしました
何卒ご受納くださいますようお願い申し上げます
本来であれば拝眉のうえ御礼申し上げるべきところ 略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます
謹白

令和【八】年【十一】月【二十】日
【喪主の住所】
【喪主のお名前】

戒名(法名)を書き添える場合は、結びの「謹白」と日付の間に、「戒名(法名) 【 】」の一行を入れます。挨拶状に使わないほうがよい言葉は、法要の案内状の書き方と例文で説明しています。

香典返しを送らなくてよい場合#

次のような場合は、香典返しを送らないことも多いようです。

  • 香典を辞退していた場合
  • 「お返しは不要です」と言われた場合
  • 会社など、団体の名義でいただいた香典の場合

送らない場合も、葬儀でのお礼と、四十九日を終えたことを伝える手紙を送っておくと、気持ちが伝わります。

相続税では、香典返しの費用は差し引けない#

相続税の申告をする場合、香典返しのためにかかった費用は、遺産の総額から差し引ける葬式費用に含まれません(2026年11月時点)。葬式費用として差し引ける費用と分けて、記録しておくと申告のときに整理しやすくなります。

国税庁 タックスアンサー No.4129「相続財産から控除できる葬式費用」国税庁(外部サイト)

まず、香典をいただいた方の名前と住所を一覧にするところから始めると、品物の数と送り先がまとめやすくなります。

法要や供養のしきたりは、宗派・地域・ご家庭によって異なります。実際の段取りは、菩提寺や葬儀社にご確認ください。

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